お子さまを上手に歯磨きに導くのはとても難しいことですね。
どうすれば上手に磨けるようになるのでしょうか。

お子様の歯磨き

歯に興味を持ってもらう

歯ブラシや歯磨き粉など歯に関するものにさわったら、褒めてあげましょう。繰り返しているうちに、見よう見まねで歯磨きをするようになってきます。こうなったらしめたもので、「上手!」「賢い!」と持ち上げて褒めてあげてください。
歯磨きをしない子に怒ってしまうと逆効果で、歯に無関心になります。辛抱強く「褒め続けて」ください。

こんなやり方も

親子で、鏡を持ちながら口の中を見比べたりすることも、興味を持ってもらうために良い方法です。
歯磨きができるようになったら、歯の表面に付着し歯の表面を強化する「フッ素」入りの歯磨き粉をお勧めします。

フッ素洗口法

お家で効果的にフッ素を取り入れるために「フッ素うがい」をお勧めしています。
顆粒状のフッ素うがいのもとを水に溶いてうがいをします。少し甘い味がついているので、しっかりうがいができます。
また、キシリトール配合の「タブレット」や「ガム」もあります。

当院では

フッ素入り歯磨きでブラッシングした後、フッ素塗布を行います。また、キシリトールを使用して、歯の表面の再石灰化も行ないます。
永久歯がはえてきたら、早めのフッ素塗布をお勧めします。永久歯の溝にシーラントを施すと、一層虫歯になりにくくなります。

ご家族で治療を見守ることができる「個室診療」も可能です。
ご両親やご兄弟・ご姉妹と一緒に歯科治療することもできるのでお子さまも安心です。
お子様の将来のために粘り強くがんばりましょう。

歯科治療がちゃんとできたお子さまには、「ご褒美」として「ガチャガチャ」をしています。また、まだできていない子には、「治療をしてガチャガチャをしよう」という意味の「目的」としています。
お子さまに頑張ろうと思ってもらうことが大切です。